死産の記録

2018年8月、20週で死産しました。赤ちゃんが確実にいた証と気持ちを残しておきたくて。

入院おぼえがき:1日目

1、火曜日それに入れたいものをそろえて、一緒に持っていった。入院用のスリッパとか足りなさそうなものは、すべて病院のセブンイレブンにあった。

朝から処置。夫は仕事へ。赤ちゃんの火葬のことや、エンジェルプラン等のことばかり調べていて、処置は病院がなんとかしてくれるからと思っていたため、なにも気にしていなく、調べてもいなかったため驚いた。分娩と同じ用に産みますと、伝えられていたけれど、、すごい痛さだった。とりあえず、ラミナリアを入れる、内診をする、、初めて経験する痛さであった。取り合えず、1回目はラミナリア1本で、入院中担当してくれている助産師さんに手をつないでもらい、なんとか耐える。助産師さんは、声出してもいいですよとか、息をはいてくださいとか声をかけてくれて、本当に助かった。私を大事に思ってくれて、痛さに弱い夫には見せられない処置だった。内診もあまりの痛さにお尻が逃げて逃げて大変だった。処置後、これからどんどん本数を増やすことを伝えられ、耐えられないかもと恐怖を覚える。なので、座薬、点滴麻酔となるべく痛さを感じないものを導入するようお願いするが、これは処置中より処置後の痛さの軽減のためのようであった。1回目の後に座薬をもらい、(恥ずかしいので自分で入れた。痔の薬とかでなれているため問題無)、今後は処置前に座薬を入れ、処置後に麻酔点滴をしてもらうこととした。

処置から帰ってくると、母が来てくれていて、病院のスタバで差し入れを買ってくれていた。このころには、出産ハイだったようで、赤ちゃんを出さなければという思いでいっぱいすぎて、そこまで悲しさを感じることはなかった。お腹には赤ちゃんもまだいる安心感と、痛さの衝撃で精いっぱいでもあった。朝ごはんも、昼ごはんももりもり食べれた。母とも普通に会話して、赤ちゃんのお洋服用の刺繍糸や、夜にくる夫のご飯の買い出し等をお願いした。個室での入院だったので、比較的自由に出来た。本当に個室にしてもらって良かった。個室料は結構高価だったけれど、夫が最初から個室にしてもらうよう言ってくれて、今でも大部屋だったらと思うと恐怖。他の妊婦さんと一緒になるなんて耐えられないし、よその人に気をつかってすごす精神状態ではまったくないし、大部屋は無理すぎると思う。個室にいても、外から赤ちゃんの声とかするけど、それは大丈夫で、可愛いなと思っていた。そして、そう思えることで、まだ私は大丈夫なんだなと安心もした。