死産の記録

2018年8月、20週で死産しました。赤ちゃんが確実にいた証と気持ちを残しておきたくて。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとりごと

入院中も、あかちゃんに病気が見つかった時とも、いろいろな人のブログを検索した。同じ境遇の人がいると思って、とても心強かった。ブログを書いてみて、私も参考にしてもらえることがあるかもと思ったけれど、書きなぐりに近い状態で、どうしていいかまだ…

入院おぼえがき3日、4日目

病室に帰ると、達成感でいっぱい。のども渇いていたので、水をたくさん飲む。気がつかないうちにおむつみたいな下着に代えてもらっていて、1回目のトイレの際には看護師さんを呼ぶように言われる。夜ごはんももりもり食べる。寝る前にあこちゃんを連れてきて…

入院おぼえがき3日目、3

夕方になっても、出てくる気配がない。弱い陣痛も続いているけれど、よくわからない。よつんばになって出てきやすいポーズをとったり、歩いてみたりするけれども効果なし。ただ、もうラミナリアをさらに入れるのは無理すぎて、看護師さんたちにうったえる。…

死産後の検診

死産後3週間目の検診でした。経膣エコーで見た子宮は、少し大きいような気もするけれど、血の塊もなく、なにもなく、先生も綺麗な状態ですねと言ってくれた。子宮の中に赤ちゃんがいたことが信じられないくらい。お腹にいたことのほうが不思議。奇跡だったの…

入院おぼえがき:3日目、2

今日は絶飲食で分娩準備のため、点滴で水分を補給する。のどがかわくってつらい。陣痛促進剤を朝の処置で入れたので、ゆるい陣痛みたいなものを感じる。でも、まだまだ出てこなさそう。朝の処置でも夕方に出てきてくれたらいいねと言われたのでおとなしく待…

入院おぼえがき:3日目とあこへの気持ち

朝から処置室へ。夫は今日は1日なんとか、職場に行かなくても大丈夫そう。PCと携帯でなんとか仕事をしてくれるらしい。 朝からラミナリアを抜く。昨日夜よりはかは、少しましだけれど、心が折れているのでもうこれ以上の処置は耐えられない。最後にあこち…

入院おぼえがき:2日目、3

夜は夫が宿泊許可を2泊とってくれたので、一緒に寝た。ベッドはシングル弱くらいの広さだけれど、横に手すりがあるから落ちる心配もなく、夫は小柄なので問題なかった。空調も適切で、むしろ家でもこの小さいスペースで寝れるのではないかと思うくらい快適だ…

病院に行った

今日は、死産後初めて1人で外出だった。退院時に血液の検査で炎症値と白血球の異常値が出ていたので、確認のために病院に行った。あこちゃんをあきらめることを告げた時の女医さんが、入院中からずっと顔を出してれて、血液検査の結果も彼女が担当してくれた…

入院おぼえがき:2日目、3

午後は、足浴や頭を洗ってもらう。足浴は担当の助産師さんがしてくれた。助産師さんが、明日は夜勤なのだという。なんと、、!明日はあの処置室での痛さをどうやって、耐えればいいのか、、そして、お腹をなでてくれながら、明日の夜出てきたらいいね、そし…

言われて嫌だったこと

とりあえず、今は夫以外とはあんまり話たくない。お世話になった自分の親ですら、電話はまだ難しい。 そんな中で、あんなにお世話になった母なのに、言われて嫌だったことがある。夫が日中いない平日が始まると、つらい1日が始まるねとか苦しい1日だったね…

入院おぼえがき:2日目、2

お昼ごはんは処置のショックであまり食べられなかったので、差し入れに持ってきてもらった、ヨーグルトドリンクを飲む。あこちゃんのお洋服の刺繍をみながら、助産師さんとエンジェルプランや火葬についてまた話す。火葬は悩んだ結果、自分たちで手配するこ…

あこちゃんのお腹の滞在期間

あこがお腹に来たのは、たぶん私の誕生日直後。誕生日プレゼントだと思った。あこがお腹からいなくなったのは夫の誕生日前々日。私達は1才差の夫婦で、ともに34歳の時だけ、お腹にあこがいた。あこちゃん、2人の34歳の時間を一緒にすごしてくれてあり…

入院おぼえがき:2日目

朝から夫がきてくれて、一緒の朝ごはんを食べる。母がきてくれる。今日はお洋服や帽子やおくるみに刺繍をする。夫が字の下書きを書き、母に刺繍を頼む。私は痛さや緊張で調子が悪く、刺繍を見守る係。色等のみ口を出す。母ありがとう。夫は出勤。そうこうし…

あかちゃんがぱぱとままにしてくれた

台風がきています。大雨ですが、夫が出勤した時間にはすこし小雨だったから、べちょべちょにはならなかったかな。 我が家の赤ちゃんの胎児名は「あこ」です。無事に生まれてきてきれたら、また違う名前をつけようと思っていたのですが、このまま「あこ」の名…

入院おぼえがき:1日目、2

お昼まにはエンジェルプランという紙をもらい、赤ちゃんとしたいことを考える。へその緒が欲しいか、産んだ後赤ちゃんとすぐ会いたいか、旦那さんの立ちあいはどうするのかとか、うんでから病室で一緒にいたいかなど。この時点で、持ってきたお洋服を着せた…

火葬の前にしてよかったこと

おくるみ、洋服を準備する。 それらに刺繍する。(母にしてもらった。) お伴のお人形(くま)を準備する。 遺体を入れるかごを準備する。 お腹の赤ちゃんと、私達とうつった笑顔の写真を入れる。 御朱印帳を入れる。 信頼できる助産師さんに赤ちゃんのこと…

入院おぼえがき:1日目

1、火曜日それに入れたいものをそろえて、一緒に持っていった。入院用のスリッパとか足りなさそうなものは、すべて病院のセブンイレブンにあった。 朝から処置。夫は仕事へ。赤ちゃんの火葬のことや、エンジェルプラン等のことばかり調べていて、処置は病院…

水頭症発覚してからしたこと

水頭症の発覚から、死産まで約3週間あった。発覚してから、今、赤ちゃんとの思い出を作らなければと必死になった。現実逃避もあったけれど。金曜日に発覚して、土曜日は河口湖に旅行に行った。次の週の平日には映画館に3回行った。その週末の土曜日は成田空…

お腹の中にいるときよりも

人工死産した私ですが、お腹にいるときよりも、お腹の外に出した赤ちゃんって本当に可愛く愛しく思うことに驚きました。びっくりするほど、愛情の対象ってあるんだ。赤ちゃんは、まだ人間になりきれていない状態だったけど、ちぎれて出てきてしまったようだ…

火葬後2日目

今日は火葬後2日目。なぜか、骨壷を見ると落ち着きます。たぶんちょっとパニック障害に落ちかけてて、情緒は不安定です。暗闇では寝れなくなり、ちょっとしたはずみで泣き、動悸がします。それでも、骨壷を見るとなぜか落ち着きます。なので、夜はベッドの横…

死産について

結婚して5年目でようやく授かった、赤ちゃんを死産しました。2日前に火葬したばかりで、まだ気持ちが安定しません。でも、赤ちゃんがくれた今の気持ちを残して置きたくて。 5月に妊娠がわかり、6月7月と悪阻でほとんど外にでることができず、ようやく安定期…